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文献紹介のページを更新いたしました(2025年5月掲載)

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思春期の食事パターンは、その後の妊娠において、妊娠高血圧症候群や早産のリスクとなるのか?


Key Point


プレコンセプションケアの広がりとともに、妊娠前の女性の健康に関わる機会が多くなってきたと思います。ところが実際には「妊娠前」という言葉にはかなり奥行きがあり、すぐにでも妊娠したいという女性から、妊娠は全く視野にない女性まで様々な対象を包括しています。将来の妊娠に備えるには、ライフステージに合わせた対応が欠かせませんが、食事については、中長期的な介入が必要です。今回は思春期の食習慣や食事内容が、将来の妊娠に影響するかもしれないことを示したノルウェーの調査結果を共有します。本邦では、朝食を毎日食べる習慣のある小中学生は80%程度にとどまり1)、食物繊維の摂取量も、穀類・芋類・豆類などの摂取量低下に伴って減少しています2)。長期的な視点で栄養教育や介入に取り組むことで、将来の母子の健康につながることが期待できます。


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