学会について
About


学会・研究会概要
Society

母性内科学は、妊娠期を中心に、妊娠前から妊娠後にかけての内科的合併症の治療や将来の疾病予防と健康増進を目的とした学問です。母性内科医は刻々と変化する妊娠期の生理や病態に関する深い理解と最新の知見をもとに総合的な内科診療を行なう専門家、すなわちジェネラリストかつスペシャリストです。本会はこの分野を担う専門家グループとして、よりよい医療に向けての研究、他学会や医療従事者への適正な専門医療情報の伝達も使命としています。

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理事長挨拶
Greeting

皆様、日本母性内科学会のホームページへアクセスいただきありがとうございます。
理事長の村島温子と申します。

近年、医療の進歩は患者さんの生活の質(QOL)の向上をもたらし、若い世代にとって重要なQOLである妊娠・出産が重要なテーマとなってきました。また、出産年齢の上昇により妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などの妊娠合併症の頻度が高まっています。このような状況において、妊娠前から産後まで内科の知識と産科の知識を併せ持った“母性内科医”による診療のニーズが高まってきています。

これまで、古くから母性内科が開設されていた大阪母子医療センターと国立成育医療研究センターなど、数か所を中心に情報交換や共同研究を中心に交流してまいりましたが、最近になって当該分野に関心を持つ仲間たちが増えてきました。母性内科を普及させ、母性内科学を発展させるためには学会が必要と考え、2014年に母性内科学会を設立いたしました。

本学会が誕生してから6年が経ちました。合併症妊娠や妊娠合併症だけでなく、妊娠する前に妊娠を意識した健康管理である「プレコンセプションケア」や、妊娠という負荷によって将来の疾患素因が明らかになった女性へ介入することにより未病に導くなど、母性内科の守備範囲は広く、深いと実感しております。母性内科の理念に共感いただき、一緒に育ててくださる同志の入会を心よりお待ちしております。

日本母性内科学会
理事長 村島 温子


学会のあゆみ
History

日本母性内科学会のロゴ

1981年、大阪母子保健医療センターに日本で初めて「母性内科」が開設され、その後、神奈川県立こども医療センター、国立成育医療センターに設置されました。様々な形で概念の普及を模索するなか、内科における専門分野が細分化・先鋭化している現状において、高度の母性内科診療を行うためには、それぞれの専門性を持ちながら母性内科という共通基盤で情報を交換・共有するコミュニティが必要であるという認識から、2014年10月、日本母性内科学会(Japanese Society of Obstetric Medicine)が設立されました。

日本母性内科学会のロゴ
日本母性内科学会のロゴ

2016年より母性内科領域の研究・教育の場として、内科と産婦人科のそれぞれの領域の専門家からの講演や、学会員による研究発表を行う場として学術集会を開催しています。また2018年には、母性内科学の学習を形として示すため、内科医や産婦人科医を対象にした研修プログラムとしてプロバイダーコースが整備されました。これらを通じて、母性内科という名前こそつかないものの「内科」、「妊娠」のキーワードで、臨床や研究に関わっている方々が決して少なくないことを実感するようになりました。それは数字にも表れており、設立時20数名だった会員数が、現在290名あまりになっています。

日本母性内科学会のロゴ

内科医、産婦人科医などの医師をはじめ、助産師、薬剤師など、それぞれバックグランドの異なる専門家が一堂に会し、妊娠を希望する女性に適切な医療と教育を提供する。そしてよりよい妊娠転帰と産後の長期的な母児の健康維持を探求し、将来の疾病予防を目的とした母性内科学を推進する主体の学術団体として、さらなる発展を目指してまいります。

日本母性内科学会のロゴ


役員名簿
Officer

理事長 村島 温子 (国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター)
副理事長 内田 啓子 (東京女子医科大学医学部 内科学講座腎臓内科)
理事
  • 市原 淳弘
    (東京女子医科大学医学部
    高血圧・内分泌内科)
  • 金子佳代子
    (国立成育医療研究センター
    周産期・母性診療センター母性内科)
  • 神谷千津子
    (国立循環器病研究センター 産婦人科)
  • 田中 幹二
    (弘前大学医学部附属病院 周産母子センター)
  • 谷垣 伸治
    (杏林大学医学部 産科婦人科)
  • 兵藤 博信
    (東京都立墨東病院 産婦人科)
  • 藤田 太輔
    (大阪医科薬科大学 産婦人科教室)
  • 和栗 雅子
    (大阪母子医療センター 母性内科)
監事
  • 阿部 香織
    (かおり内科クリニック)
  • 村川 洋子
    (島根大学医学部附属病院 難病総合治療センター)
幹事
  • 岡﨑 有香
    (国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター母性内科)
  • 川端伊久乃
    (日本医科大学付属病院 女性診療科・産科)
  • 菊地 範彦
    (信州大学医学部 産婦人科)
  • 後藤美賀子
    (国立成育医療研究センター 妊娠と薬情報センター)
  • 杉谷 真季
    (桜新町アーバンクリニック)
  • 辻 聡一郎
    (医療法人仁成会 辻内科医院)
  • 萩原 聡子
    (神奈川県立こども医療センター 母性内科)
  • 平松 ゆり
    (大阪医科薬科大学 リウマチ膠原病内科)
  • 藤原 弘士
    (大阪急性期・総合医療センター 免疫リウマチ科)
  • 三島 就子
    (東京都立多摩総合医療センター 救急・総合診療センター)