文献紹介のぺージを更新いたしました(2025年4月掲載)

コルヒチンの妊孕性、妊娠、授乳への影響に関するエビデンス
Key Point
コルヒチンを服用している家族性地中海熱の患者において、コルヒチン投与による生殖器系および子孫への重大な合併症は認められなかった。
EULAR/PReS(欧州リウマチ学会と小児リウマチ欧州協会)の家族性地中海熱の管理に関する推奨2024年において、このシステマティックレビューに基づき10番目の推奨文として、コルヒチンは受胎中(妊娠を試みている期間あるいは受精が起こる可能性のある時期から妊娠が確定するまでの期間)、妊娠中、授乳中も継続されるべきであると記載された(Ann Rheum Dis.2025 Apr 9:S0003-4967(25)00084-6. doi:10.1016/j.ard.2025.01.028. Online ahead of print)。